イノベーティブ3Dナノテクノロジー®

「イノベーティブ3Dナノテクノロジー®」は皮膚を経由した浸透性を向上させるために開発された最新の技術です。

スキンケアの浸透性を増大させる新発想の超低分子ゲルは、直径約5ナノのファイバーが網目状に角質層にとどまり、界面活性剤を使用することなく有用成分を肌の奥まで届けます。

「イノベーティブ3Dナノテクノロジー®」を製品に採用する主なメリット

  1. 目的とする部位へ確実に届ける

    ナノファイバーが角質層でゲル化することで長時間安定的に有用成分を届けます。

  2. 界面活性剤を使用することなく肌に浸透し安全性が高い

    両親媒性のペプチド脂質は肌に安全で敏感肌に対しても優しく高い効力を発揮します。

  3. 効果をスピーディに実感できる

    皮膚組織と素早く馴染み有用成分が持つ機能を発揮させます。

光学顕微鏡にて油分散状態を観察 油滴が自己組織化体の間に分散しています。そのため大きな油滴でも安定分散します。

nanotechnology特許浸透技術「イノベーティブ3Dナノテクノロジー®」

※イノベーティブ3Dナノテクノロジーは株式会社グラツィアの商標登録です。

経皮吸収基材としての超分子ゲル構造は、角質層に馴染み高効率な経皮吸収の促進が可能で、肌の奥深くまで長時間一定した有用成分濃度が得られるTDDS(transdermal drug delivery system)の最先端の技術です。

普通の化粧品との比較イメージ

トランスダーマルドラッグデリバリーシステム(TDDS)とは

どんなに優れた有用成分でも、目的のところへ届かなければその機能は発揮できません。有用成分等を肌へ浸透させる従来の球状リポソームとは異なる、新素材の(紐状の会合体が自己組織化しゲル化する)最先端ナノテクノロジーです。
TDDSは、医薬品にも採用されている新規性が高い経皮吸収促進技術です。

両親媒性超低分子化合物が、自己組織化して球状ではなくファイバー状になり絡み合い、網目構造を形成してゲル化する特殊な基材として耐酸性が高く、親水性・疎水性両成分を高配合可能で医薬品の浸透技術としても開発されている国際特許技術です。

両親媒性超低分子化合物の3次元化イメージ図

ヒト皮膚による浸透テスト

皮膚浸透性試験

0.2%蛍光ラベル化ヒアルロン酸含有OA-03ゲル(ヒト皮膚)
ヒアルロン酸含有ゲルが角質層に浸透し、更にヒアルロン酸が皮膚の中へと吸収されていきます。

ヒト皮膚における蛍光強度グラフ(24時間後)サンプル添加24時間後の皮膚の様子